icカードの重ね持ちがNGな理由
交通系カードやクレジットカード、電子マネーなど、近年icカードの普及が進み、複数枚持っている人も増えています。
そして多くの人がやってしまいがちなのが、icカードの重ね持ちです。
同じタイプのカードを重ねて使用してしまうと、読み取りエラーが起きてしまい、駅であれば改札を通過できずに後ろの人に迷惑をかけることになります。
icカードリーダーは種類によって周波数に違いがあり、データが衝突しないようにアンチコリジョン機能が用意されているものもあります。
リーダーにアンチコリジョン機能があるとデータを同時に読み取ることができます。
この機能を実現する方法はいくつかありますが、例えば通信できるicタグが1つになるまで電波の範囲を狭めていくバイナリツリーと呼ばれる技術やアロハ方式と呼ばれるものがあります。
カードが重なっているとすぐにエラーにならなくても試行錯誤するため、反応にも時間がかかります。
お財布に入れているカードが普段ならすぐに反応するのに、少し時間が経ってから動作するのは、こうした衝突防止機能が働いていると考えられます。
カードはリーダーからの電波をエネルギーに変換してデータの送信をするため、電波が分散してしまうと、エネルギー不足でエラーが起こる可能性もあります。
同じ種類のカードでも決済にどちらを使ったらよいか判断することができずにエラーになるため、非接触のカードは便利ですが、重ねて持ち歩くのはやめたほうがよいかもしれません。
